研究員 紹介

氏名(ふりがな)

野口 道彦 ノグチ ミチヒコ

職名

大阪市立大学名誉教授・一般社団法人和歌山人権研究所理事長

センター所属部・職

登録チーム3  リーダー

研究テーマ

・社会学
・部落問題論
・共生社会論
・移民問題とマイノリティ
・ディアスポラとマイノリティ
・社会階層と部落問題
◯「新たな社会問題」空間としての被差別部落と都市下層の再編過程の研究 (2015年度~ 2017年度科研費、研究代表)
◯「戦後大阪の都市部落の変容過程に関する総合的研究」(2011~2013年度科研費、研究代表)
◯「マイノリティの包摂/排除をめぐる生政治:部落改善・融和政策の歴史社会学的研究」(2018~2021年度科研費、研究代表)
◯「部落問題政策の形成に関する歴史社会学的研究」(2023~2026年度科研費、研究代表)

研究テーマ(キーワード)

部落差別

これまでの主な講演テーマ

(1) 部落問題のパラダイム転換 (京都、大阪、横浜など各地で)

(2) 結婚差別を考える (2015年6月、京都府)

(3) 新しい関係を求めてーーー部落問題を我がこととするための方法 (2015年3月新宮市)

(4) ネオリベラリズム人権論批判 (佐賀部落解放研究所(2014年10月)

(5) 人は、なぜ身元調査をしたがるのか? (2015年9月京都テルサ)

(6) 戸籍とプライバシーーサブプライム事件を考える (2014年6月、京都府)

(7) 雇用差別をなくすために-----公正な採用・雇用システムをめざして (2014年、京都府)

研究実績

(1) 2018年 2015年度~2017年度科学研究費成果報告書(課題番号: 5H03410 )研究課題名:「新たな社会問題」空間としての被差別部落と都市下層の再編過程の研究(基盤研究(B) 研究代表者 野口道彦)

(2) 2018年 野口道彦「ネオリベラリズム、リバタリアニズムと部落差別」(世界人権問題研究センター編『問いとしての部落問題研究----近現代日本の忌避・排除・包摂』人権問題研究叢書16、265--290頁)

(3) 2018年 野口道彦「2016年住吉地区暮らしのアンケート調査報告書」『人権問題研究』別冊、2018年3月、大阪市立大学人権問題研究センター、1--222

(4) 世界人権問題研究センター編『部落実態調査の書誌的研究』概説編『明治期から戦後までーー部落問題関連の全国調査ーー』p.3~29、および、その他を執筆 2014年4月

(5) 『批判的ディアスポラ論とマイノリティ』明石書店 2009年

(6) 『共生社会の創造とNPO』明石書店 2003年

(7) 『部落問題論への招待--- 資料と解説』解放出版社 2001年

(8) 『部落問題のパラダイム転換』明石書店 2000年