創立30周年記念式典・シンポジウム

創立30周年記念式典・シンポジウム

はじめに

公益財団法人 世界人権問題研究センター理事長・神戸大学名誉教授
坂元 茂樹

 1994年12月22日、文部省(当時)の認可を受けて、平安建都千二百年事業の一つとして、財団法人世界人権問題研究センターがスタートしました。その後、2012年4月1日には、内閣府認定の公益財団法人に移行し、2023年10月には、京都市立芸術大学の新キャンパスの一角に移転し、2024年に創立30周年を迎えました。同年12月9日に、創立30周年の式典を挙行し、松井孝治京都市長、京都商工会議所塚本能交会頭の祝辞を拝受し、西脇隆俊京都府知事、千玄室裏千家前家元からはメッセージをいただきました。
 そして、赤松玉女京都市立芸術大学学長から「芸術の持つ力が現代の分断を乗り越えて、人と人をつなぐ架け橋となる可能性を秘めており、その視点から芸術と人権について皆様とともとに考えたい」との記念講演をいただきました。その後、「日本が人権後進国にならないために」との私の挨拶を皮切りに、「国際人権を日本国内の隅々に生かすためー国内人権委員会への展望―」をテーマに、第一線で活躍しておられる日本を代表する皆様によるシンポジウムが有意義に開催されました。
 当センターでは、現代的な人権課題に積極的に取り組むため、「インターネットと人権・情報空間に関する憲法問題」「共に生きる地域研究の可能性」「子どもの人権」「性的マイノリティと人権」「ビジネスと人権」の5つのプロジェクトチームと、「アジアにおける国際的人権保障の動態的研究」や「移住者と人権の研究」など6つの登録チームが、およそ100名の体制で共同研究を進めているところです。
 本書は創立30周年の記念式典・シンポジウムを中心にまとめています。30周年を契機に、京都市立芸術大学が立地する崇仁地区の一員として地域との連携をさらに図ると同時に、総合地球環境学研究所等多くの皆様と連携し、人権・芸術・環境の融合をはじめ新たな活動を展開し、その成果を府民・市民の皆様に発信していきたいと考えております。
 皆様のご理解とご支援を引き続きお願いいたします。
2025年10月吉日

※肩書は記念式典・シンポジウム当時のものです。

次第

日時: 2024年12月9日月曜日 午後1時30分~5時00分
場所: からすま京都ホテル

記念式典
主催者挨拶 世界人権問題研究センター理事長 坂元 茂樹
来賓祝辞  京都市長 松井 孝治
      京都商工会議所会頭 塚本 能交
メッセージ 京都府知事 西脇 隆俊
      茶道裏千家十五代・前家元 千 玄室

安藤仁介賞授賞式
優秀賞 淺井千晴
奨励賞 伊藤琴音・今江俊哉・毛利英暉

感謝状贈呈
賛助会員・ボランティア人権ガイド

記念講演
赤松 玉女  京都市立芸術大学学長

シンポジウム
国際人権を日本国内の隅々に生かすためにー国内人権委員会の展望―

パネルディスカッション
【パネリスト】 
伊藤和子(認定NPO法人ヒューマンライツ・ナウ副理事長、弁護士)
三輪敦子((一財)アジア・太平洋人権情報センター所長、関西学院大学総合政策学部教授)
林 陽子(元国連女性差別撤廃委員会委員長、弁護士)
山田美和(日本貿易振興機構アジア経済研究所新領域研究センター上席主任調査研究員)
小川政治(日弁連政府から独立した人権機関実現委員会事務局長、弁護士)
【コメンテーター】 
北村泰三(中央大学名誉教授)
薬師寺公夫(世界人権問題研究センター副理事長、立命館大学名誉教授)
【コーディネーター】 
小畑 郁(元国連人権理事会諮問委員会委員、名古屋大学大学院法学研究科教授)

閉会挨拶
世界人権問題研究センター副理事長  薬師寺公夫

※肩書は当時のものです。

講演録

講演会・シンポジウムの講演・シンポジウムの内容につきましては、講演録(PDF)の内容をご覧下さい。



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