2019年度人権大学講座講演録
タイトル
グローバルなインターネット企業と個人の人権(第2回 2019年7月9日開催)
著者
曽我部真裕(研究センター研究員・京都大学大学院法学研究科教授)
概 要
私達はグローバルなインターネット企業が運営するサービスで検索をし、メッセージを書き込み、買い物をするなど様々な活動をしています。こうしたサービスは大変便利で、今日では必要不可欠なものとなっていますが、サービスの利用履歴がデータとして蓄積され利用されたり、メッセージが勝手に削除される、あるいはヘイトスピーチなどが削除されずにいることで被害を受けるなど、個人の権利を脅かす現象も見られます。多くが国外に本拠を置くこれらの企業の活動を、日本として、どのように規律していくことができるのかが問われています。今回はこうした問題について考えてみたいと思います。
サイズ
A4版 20頁+資料2頁 コピー綴じ込み
頒布価格
500円
表紙