2019年度人権大学講座講演録

タイトル

「京都・鴨川河原の歴史~「四条河原」「五条河原」に生きた人びと~」(第8回 2019年10月15日開催)

著者

下坂 守(研究センター研究員・京都国立博物館名誉館員)

概要

かつての京都の鴨川の両岸には広大な河原が広がりそこには河原者や非人の生活が存在した。しかし、その広い河原は、17世紀後半、江戸幕府の政策によって狭められ、鴨川の流れは現在見るような一筋のものとなる。江戸幕府はなぜかの時に鴨川の河原を狭めたのか。また、それまで「四条河原」「五条河原」を生活・活動の場としていた河原者・非人の生活はこの河原の改変によってどう変わったのか。絵画史料等も利用し考えていきたい。

サイズ

A4版 20頁+資料9頁  コピー綴じ込み

頒布価格

500円

表紙

「京都・鴨川河原の歴史~「四条河原」「五条河原」に生きた人びと~」(第8回 2019年10月15日開催)