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近世後期の京都において、庶民の女性は町家を継承していくうえで、どのような役割を果たしたのか。
また、女性戸主としての家屋敷相続や町人としての町自治への参加において、どのような矛盾や困難に直面したのか。本講座では、京都市歴史資料館架蔵写真帳「太子山町文書」及び、嘉永元年（1848）の「柏原一件」（秦家文書）と題する古文書の解読を通して、江戸時代の京都・太子山町に生きた町人女性のすがたをさぐる。

2021年11月29日(月）
所：ハートピア京都
講師：秋元　せき（研究センター研究員・京都市歴史資料館 歴史調査員）