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【重要】(公財)世界人権問題研究センターの移転のお知らせ



    (公財)世界人権問題研究センターの京都芸大内への移転について



 公益財団法人世界人権問題研究センター(以下「世人研」という。)は、多様化する人権問題について新たな展開を図るとともに、府市民が人権について学び、交流する拠点となるため、
本年(令和5年)10月開校予定の京都市立芸術大学新キャンパス内に移転します。
 人類の普遍的価値である人権の研究に取り組む世人研が、同大学新キャンパスの立地する崇仁地域に移転することで、文化庁の京都移転と相俟って、文化芸術と人権を基軸としたまちづくりと融合し、誰一人取り残さない持続可能で多様性と包摂性のある魅力あふれる京都の未来を創造し、国内外に交流・発信する人権の拠点としての役割を担ってまいります。


1 移転時期
  令和5年10月(業務開始は10月2日(月)から)


2 移転場所 
  京都市立芸術大学新キャンパス
  A棟7階(学外連携・政策連携スペース)※位置図、立面図参照


3 主な施設 
  事務室、研究室、理事長・所長室、人権図書室、多目的ホール、
  ミーティングルーム、閲覧・交流サロン等


4 執務面積 
  約500㎡(現行約400㎡)



5 移転後の世人研の新たな取組

(1) 京都芸大・柳原銀行記念資料館・地域と連携した融合研究
  ア 学生や、アーティストとの交流により、芸術の新たな観点を取り入れて、多 様な人権課題に対して、学際的なアプローチを行い、研究を活性化させます。
  
  イ 地域で培ってきた人権を守る取組に参画し、文化と人権尊重が持つ社会包摂の力を活かした取組を展開します。
 
  ウ 京都芸大芸術資源研究センターや柳原銀行記念資料館とともに、地域の文化・歴史資源の保存・活用など、地域住民と協働した研究活動に取り組みます。



(2) 総合地球環境学研究所との連携
 世界規模の課題であり、SDGsに掲げられる地球環境問題について、「地球環境は広い意味における人間の文化の問題である」ととらえる総合地球環境学研究所と連携し、学外連携・政策連携スペースを活用した事業の共同企画や共催等に取り組みます。



(3)市民に開かれた「人権大学」
 世人研の移転先となるフロア全体を、市民に開かれた「人権大学」と位置付け、市民が人権について学び、交流できる身近で開かれた拠点とします。
「人権大学」では、人権図書室を市民に開放するほか、多目的スペースやミーティングルーム、展示スペースを活用し、人権大学講座や研究報告会など世人研の研究成果の還元や人権啓発活動・人権研修の開催。府市の人権施策のPR、地域住民やNPO等と連携・協働した人権を守る取組の推進等を効果的に実施していきます。
  ※本年10月から多目的ホールが人権大学講座の会場になります。 


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掲載日:2023年9月15日