2020年度人権大学講座講演録

タイトル

「女性差別撤廃条約の国内実施は何故できないのか?」(第8回 2020年10月15日開催)

著者

軽部 恵子(研究センター研究員・桃山学院大学法学部教授) 吉田 容子 (研究センター研究員・前プロジェクトチーム4リーダー・弁護士)

概要

女性差別撤廃条約は、固定化された性別役割分担の変革、法的な平等にとどまらない事実上の平等、慣習・慣行の修正などを求めている。この条約を批准してから35年、日本の現状はこの条約のレベルに達していない。それは何故か。私達はこの3年間、様々な面からこの問題を検討してきた。本講座では、検討結果の総括的報告を行うとともに、性暴力に関する最近の判決をとりあげて条約との関わりを検討する。

サイズ

A4版24頁+資料7頁  コピー綴じ込み

頒布価格

500円

表紙

「女性差別撤廃条約の国内実施は何故できないのか?」(第8回 2020年10月15日開催)