2021年度人権大学講座講演録

タイトル

「近世京都「町家」の継承と女性戸主 ─京都市太子山町の事例から─ 」(第10回 2021年11月29日開催)

著者

秋元 せき(研究センター 研究員)

概要

近世後期の京都において、庶民の女性は町家を継承していくうえで、どのような役割を果たしたのか。また、女性戸主としての家屋敷相続や町人としての町自治への参加において、どのような矛盾や困難に直面したのか。
本講座では、京都市歴史資料館架蔵写真帳「太子山町文書」及び、嘉永元年(1848)の「柏原一件」(秦家文書)と題する古文書の解読を通して、江戸時代の京都・太子山町に生きた町人女性のすがたをさぐる。

サイズ


A4版   17頁+資料19頁  コピー綴じ込み

頒布価格


500円

表紙

「近世京都「町家」の継承と女性戸主 ─京都市太子山町の事例から─ 」(第10回 2021年11月29日開催)