2021年度人権大学講座講演録
タイトル
「 排除される「人権」/包摂される「ダイバーシティ」 ─「同性パートナーシップ制度」の制定過程をめぐって─ 」(第2回 2021年7月5日開催)
著者
新ケ江 章友(研究センター研究員・大阪市立大学人権問題研究センター/大学院都市経営研究科教授)
概要
近年、日本全国の自治体において、性的マイノリティのパートナー関係を認める「パートナーシップ宣誓制度」を制定しようとする動きが広がりを見せています。この制度が日本で開始されたことは大変画期的ですが、一方でこの制度には様々な問題点もあります。今回の講演では、この制度がどのようなものなのかをまず概観したうえで、地方自治体がなぜこの制度を進めようとしたのか、当事者たちはこの制度設計にどのように関与したのかについてお話しします。特に、大阪市における同制度の導入過程に注目しながら、「人権」と「ダイバーシティ」の関係について考えてみたいと思います。
サイズ
A4版20頁+資料12頁 コピー綴じ込み
頒布価格
500円
表紙