2021年度人権大学講座講演録

タイトル

「 アテルイと田村麻呂は後世にどう伝承されたか─異文化への日本の視座─」(第3回 2021年8月3日開催)

著者

菅澤 庸子(研究センター研究員・大手前大学非常勤講師)

概要

古代日本(律令政府)と蝦夷の38年戦争における、日本の英雄・坂上田村麻呂と蝦夷の英雄・アテルイ。2人の英雄は後世にそれぞれどう伝承されていったのか。
古代日本の「蝦夷」観から始め、田村麻呂・蝦夷・アテルイに関する古代から中世の伝承、「清水寺縁起」に描かれた蝦夷、そして現代の学習マンガに描かれた両者の姿や奥州市水沢区の夏祭り、清水寺「顕彰碑」などを通して、日本の異文化に対する考え方の変遷をみていく。

サイズ

A4版14頁+資料3頁  コピー綴じ込み

頒布価格

500円

表紙

「 アテルイと田村麻呂は後世にどう伝承されたか─異文化への日本の視座─」(第3回 2021年8月3日開催)