2022年度人権大学講座講演録

タイトル

京都「祇園」の歴史 ─祇園社境内の町の生活─(第6回 2022年9月26日開催)

著者

下坂 守(研究センター研究員・京都国立博物館名誉館員)

概要

 京都の「花街(遊所)」として名高い「祇園」の歴史をたどる。「祇園」の地が「花街」としての道を歩み始めるのは17 世紀半ば以降のことである。それまで長く祇園社(八坂神社)の境内地として開発が許されなかったこの地が、なぜこの時期から「花街」と化していったのか。また、そこで営まれた茶屋や遊女屋とは具体的にどのようなものであったのか。文献史料だけでなく、絵画史料をも用いて考えていく。

サイズ

A4版  19頁+資料8頁 コピー綴込み

頒布価格

500円

表紙

京都「祇園」の歴史 ─祇園社境内の町の生活─(第6回 2022年9月26日開催)