人権問題研究叢書

タイトル

人権問題研究叢書16 【新刊】

著者

公益財団法人世界人権問題研究センター編

目次

序章 問いのありか―近現代史と現状とに関する部落問題研究の方法について―(廣岡 浄進)


明治維新と被差別部落―崇仁地区に関する新発見の古文書から見えてきたこと―(小林 丈広)


部落差別撤廃運動の黎明―帝国咸一会・大日本咸一会とその周辺―(奥本 武裕)


喜田貞吉の「反差別」の歴史学と社会への眼差し(関口 寛)


水平社の「徹底的糺弾」闘争がもたらしたもの―水国争闘事件(一九二三年三月)の反響を中心に―(手島 一雄)


磯村英一と部落問題(田中 和男)


第二次大戦後初期における児童生徒の長欠についての考察井―奈良県の被差別部落の事例を中心に―(岡康 時)


戦後失対労働者における自立演劇サークルの上演活動―一九四○―五○年代京都の自立演劇をめぐって―(杉本 弘幸)


「特別措置法」三三年における同和地区の人口動態(石元 清英)


「よそ者」による同和地区の「ネットワークの開放」―京都市N地区の事例より―(中川 理季)


部落差別解消推進法と地域社会―部落差別の現代的形態とその対応について―(山本 崇記)


ネオリベラリズム、リバタリアニズムと結婚差別、地縁忌避(野口 道彦)
おわりに(山路 興造)


執筆者紹介

発行

公益財団法人世界人権問題研究センター

発行日

2018年3月16日

価格

1500円消費税別

表紙

人権問題研究叢書16 【新刊】