2019年度人権大学講座講演録
タイトル
「『男女雇用機会均等法』発展史~性差別禁止立法のこれまでとこれから~(第7回 2019年9月20日開催)
著者
青木克也(研究センター研究員・京都大学大学院法学研究科博士後期課程)
概 要
1985年、労使間の大いなる対立と妥協の下で制定された当初の男女雇用均等法は、性差別禁止立法としての実質を充分に備えるものではなかった。しかし、その後数次の改正を経て、同法による規制の範囲・強度は大きく進化を遂げ、今日では裁判・行政実務や企業の人事施策等に多大な影響を及ぼすに至っている。本講では、同法の生成・発展の過程をその背景とともに振り返りながら、今日における実務的な論点や法政策上の課題について解説を試みる。
サイズ
A4版 18頁+資料2頁 コピー綴じ込み
頒布価格
500円
表紙