講座 人権ゆかりの地をたずねて 2004年度
講座内容
2004年5月15日(土曜日)
講師 | 家塚 智子 |
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内容 | 北野天満宮に集う人びと -室町時代から江戸時代初頭を中心に- 北野天満宮は、古来より多くの人びとの信仰を集めるとともに、その境内は広場的役割も担っており、様々な芸能が興行され、賑わいを呈した。室町時代から江戸時代初頭、北野天満宮には、どのような人びとが集まっていたのだろうか。 |
2004年6月12日(土曜日)
講師 | 福田 雅子 |
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内容 | 千本釈迦堂・ライトハウス 応仁の乱の戦災をまぬがれた寝殿造りの大報恩寺。本堂造営の棟梁の妻「おかめ」は柱の寸法を切り誤った夫に、組みものを飾るアイデアを提案、上棟式を待たずに自刃した。新装なった京都ライトハウス、すべての人にやさしいユニバーサルデザインと「盲目は不自由なれど盲目は不幸にあらず」としみじみ思う…鳥居篤治郎の精神をあらたに。 |
2004年7月10日(土曜日)
講師 | 山本 尚友 |
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内容 | 祇園社と犬神人 祇園祭は、神輿が御旅所に移りそして帰るという、神輿巡行を本祭りとしているが、その神輿巡行の先頭には「犬神人」とよばれる人びとがいた。この人びとは、中世には非人と呼ばれ差別されていたが、彼らがなぜ祇園祭の先頭にいたかを通じて、中世の差別を解明していきたい。 |
2004年8月7日(土曜日)
講師 | 菅澤 庸子 |
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内容 | 秦氏と伏見稲荷大社 伏見稲荷大社は、朝鮮半島から渡来した秦氏が、先住の人々の神奈備山信仰を取り入れ、融合して、建立したとされる。伏見深草をはじめ、京都盆地の開発に尽力した秦氏の、在地に生きる豪族としての姿をみていく。 |
2004年9月11日(土曜日)
講師 | 仲尾 宏 |
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内容 | 坂本龍馬と勝海舟 -立憲政体と三国同盟論の先駆け- 幕末の激動期、未来の東アジアと日本を構想した二人の思想と行動の足どりをたどり、近代日本のもうひとつのあり得た道の意義を再検討する。希望を未来につないだ二人の偉大な先覚者から学ぶことは多い。 |
2004年10月9日(土曜日)
講師 | 山路 興造 |
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内容 | 空也堂 -三昧地を寒行した有髪の僧たち- 空也堂に住み、冬の寒い最中には、京の三昧地に赴いて、念仏を唱えて巡った有髪の僧たちは、普段は茶筅を製して巷を売り歩いていた。「鉢叩き」とも呼ばれて差別を受けた彼らの実態を、空也堂の歴史を通して考える。 |
2004年11月6日(土曜日)
講師 | 秋定 嘉和 |
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内容 | 西陣の仕事と風俗 -戦前の京文化の社会的基盤について- 1930年前後、経済不況のなか、京文化の社会的基盤は西陣にあったといえよう。その人々の喜びや悲しみのなかの文化と風俗にふれてみたいと思う。 |
2004年1月8日(土曜日)
講師 | 上田 正昭 |
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内容 | 高野新笠 -桓武天皇の生母の実像- 平安京の最初のみかどであった桓武天皇の生母は、百済の武寧王の血脈につながる和氏の出身。武寧王とその流れをかえりみ、桓武朝廷と渡来系氏族との関係がいかに密接であったかを検討する。 |
開催要項
時間 :午後2時~午後3時30分
場所 :池坊学園(京都市下京区室町通四条下る)
受講料:1回 1,000円 ※賛助会員は無料